国立大学法人東海国立大学機構 岐阜大学高等研究院 微生物遺伝資源保存センター(GCMR)

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【NITE】微生物遺伝資源保存センターが保有する病原細菌約3300株の情報を無料公開しました

2024年04月02日

独立行政法人製品評価技術基盤機構 [NITE(ナイト)、理事長:長谷川 史彦、本所:東京都渋谷区西原] は、岐阜大学高等研究院微生物遺伝資源保存センター(GCMR) [センター長:田中 香お里、所在地:岐阜県岐阜市柳戸] が管理・保管している病原細菌の菌株約3,300株の情報を、NITEが運営する「生物資源データプラットフォーム」(DBRP)に登録し、2月21日から無料で公開を開始しました。是非検索いただきご活用ください。

【DBRPで検索できるGCMRの微生物情報は?】
DBRPは、GCMRの微生物以外にも約6万株以上の微生物資源とその関連情報(微生物の特性情報、オミックス情報など)を収録しており、これらを一元的に検索することができるデータプラットフォームです。
GCMRでは、日和見感染菌を含む広汎な病原細菌を維持・提供しています。 このたび食中毒の原因となった食品から分離された細菌や、臨床分離株を中心に、GCMRが保有する約3,300株の微生物情報がDBRPから閲覧可能となりました。これに伴い、下図の検索イメージのようにDBRPの検索用の新たなカテゴリとして、「食中毒」、「多剤耐性菌」も追加し、これらの属性からも検索可能となりました。

DBRP「カテゴリから探す」
https://www.nite.go.jp/nbrc/dbrp/category