保存菌株 検索
Microorganisms search
微生物遺伝資源保存センター(GCMR)で保存している菌株を検索いただけます。
保存菌株を検索する本センターは、岐阜大学高等研究院に所属する微生物株の保存センターとして、グローバル化した社会のニーズに即した微生物遺伝資源を収集し、利用促進を図る目的で設置されました。保有する微生物株には病原性、薬剤耐性、有用生産物などの遺伝子情報を付与して、細菌に特化したデータベースを構築し、協力機関と連携のもとで、利用者にわかりやすい微生物遺伝資源を広く供給することを目指しています。
岐阜大学高等研究院 微生物遺伝資源保存センター(GCMR)は、日和見感染菌を含む広汎な病原細菌を維持し、医学を主とするライフサイエンス領域の研究の発展と遺伝資源の有効利用に資することを目的とした施設です。
当センターの保有菌株は、医学部微生物学講座(のち病原体制御学分野)の教授であった病原細菌の分類学における3名の著名な細菌学者(故鈴木祥一郎教授、故藪内英子教授、江﨑孝行教授)が研究を通して分離・収集、あるいは分譲をうけた菌株が主体となっています。江﨑教授の在任中に、これらのコレクションの系統保存・分譲業務は医学部病原微生物・遺伝資源保存センターとして、貴重な遺伝資源の系統維持と有効活用を進める国の事業であるナショナルバイオリソースプロジェクト(NBRP)事業にも採用されています。江﨑教授の定年退職に伴い、医学部でのコレクションの維持が困難になりましたが、国内で類を見ない病原微生物のコレクションであり、岐阜大学では社会的な研究基盤として重要であるとの認識から、高等研究院にプロジェクトセンターとしてGCMRを設置し系統保存・分譲業務を引き継がせました。
GCMRでは、安定した系統維持に務めるとともに、新規菌株の導入とコレクションの整備を進め、より利用価値の高いコレクションとなるよう努力していく所存です。ライフサイエンス領域の研究や診断、治療に関わる研究開発、精度管理や教育に、また、この他にも幅広く有効活用して頂きたくお願い申しあげます。
NBRPに参加
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